ティカル遺跡


今回の旅のハイライト、中米最大規模のマヤの巨大遺跡、ティカル遺跡。
紀元前から人が住み始め、紀元後7世紀に最も栄えていた古代都市だ。

遺跡全体120平方km、4000以上の建物跡、世界遺産に登録されている。




この時期のティカル遺跡では、スコールが降ることがあり、ちょうど
お昼に遺跡でお弁当を食べようとした時、雨が降ってきてしまった。

仕方がないので、車の中でサンドウィッチを食べて待っていると、
タイミングよく雨が止み、雨に打たれず4号神殿登ることができた。






741年に建てられたとされている4号神殿は高さ70m、階段を
登って行く密林の中に埋もれた1号神殿、2号神殿が見える。






映画『スター･ウォーズ エピソード４ 新たなる希望』でも、
4号神殿の上から見たティカル遺跡の風景が使われた。






見渡す限りのジャングルに遺跡、ホエザルや鳥の声が響く。
遺跡の階段に座って、素晴らしい景色を目に焼き付けた。

私が断崖絶壁の上で腹ばいになって必死に光ちゃんの写真を撮っていたりすると、たいてい娘が、 「お母さん、笑われてるよ〜！」と叫びます。
他のアメリカ人やフランス人のツアー客の人たちが、私を見て嘲笑してるのです（笑）
「いい年したジャパニーズおばさんが、子供のおもちゃで何してるんだろう。頭がおかしいのだろうか」などと思うのでしょう（笑）




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メキシコのティオワカン遺跡の影響を受けたとされている、
ほぼ完全に修復された高さ30mの54号神殿(失われた世界)。




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ティカルで最も大きく、美しいと言われている7つの神殿広場。 　　



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写真左は、７つの神殿の中央にあたる神殿、写真右は建造物91。



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写真左は、７つの神殿のグループの西側にある建造物
北側には球戯場跡(写真右)。




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57mの高さのティカルで2番目に高い5号神殿。以前は木造の階段で
登れたそうだが、転落事故があったため、現在は登れなくなっている。




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グラン･プラザ挟んで1号神殿の対座する2号神殿。
高さは38m、階段で登ることがでるようになっている。




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階段は意外と急で、梯子の様に登っていかなければならない。
行きは怖くないけど、帰りは真下が見える分ちょっと怖かった。




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2号神殿からは、グラン･プラザを見渡すことができ、正面には
1号神殿、グランプラサの北側にはノース･アクロポリスが見える。
　　



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グラン･プラザよりも数m高くなったところに、ノース･アクロポリスの建築郡がある。
合計100を超える建築物が重なるように建てられ、最古は紀元前200年のもの。





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基礎だけ残る33号神殿の中央階段の左側から巨大なマスクが発見された。
他にもいくつか、素晴らしい彫刻がきれいに残っている部分が見られた。




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ノース･アクロポリスの一番奥、22号神殿から見たグラン･プラザ。
写真の右側は2号神殿、写真正面左はセントラル･アクロポリス。




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グラン･プラザの南側、東西約210mに広がる巨大住居跡、ティカルの
支配者層の家族が移住していたとされているセントラル･アクロポリス。




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写真左は建造物53、その向かい側が建造物46(写真右)。



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写真左、セントラル･アクロポリスの南側に5号神殿の上部が見える。
写真右は、セントラル･アクロポリスの建造物62と、1号神殿が奥に。




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セントラル･アクロポリスの西側、この辺りはまだ十分に発掘･修復されていないよう。
楽しみにしていたティカル遺跡、本当に広くてまだまだ名残り惜しいまま終了。


遺跡好きとしては、全ての建物に入ってみたいし、登ってみたいし、もっともっと
時間があればな〜と思うけど、百聞は一見に如かず、本当に素晴らしかった！






ティカル遺跡の見学後、湖畔の町フローレスで夕日を見ながら夕食。
これが最後のグアテマラ観光･･･、翌日の早朝に成田へと帰国した。








 


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