キリグア遺跡 |
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コパン遺跡の北50kmに位置する、グアテマラのキリグア遺跡。
モタグア川流域に栄えた古代都市で、世界遺産に登録されている。
この遺跡のみどころは、芸術度の度の高い石碑と獣形祭壇。
▲ 771年に建立された石碑E。高さは11.7m、現在 マヤ世界で最も高い石碑。
▲ 80年に奉納された獣形神B、長さ3.7m×高さ1.8mの巨大な石彫り。
カック・ティリウと呼ばれていた王の顔、当時の赤色が若干残っている。
▲ 長さ4.4m×高さ1.2mの巨大な獣形神G、785年に奉納された。
ジャガーと蛙のミックスで、これもカック・ティリュウ王の顔が彫られている。
▲ 石碑Hは高さが5.2m、751年に奉納された。キリグアの広場にある一番古い石碑。
左写真 奥が獣形神P、手前が祭壇P、790年に奉納された。 ▼
▲ 写真右上が獣形神Oと、写真右下が祭壇O、795年に奉納。
▲ 広場の奥、祭壇と獣形神OとPの後ろにアクロポリスの入り口になる階段。
▲アクロポリスの南側の建造物1B-1(写真左) その斜向かいにあった1B-2(写真右)。
756年の石碑J、高さ4.9m。写真左が石碑Jの西側正面。写真右が北面。 ▼
805年の石碑K、確認されている最後の作品で小型。キリグアの衰退を
あらわしている。キリグアの歴史はこの直後に終わったとされている。 ▼
766年、高さ約6mの石碑D。グアテマラの10センタボス硬貨に描かれている。
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775年に奉納された石碑C。2012年世界終末説に関係するものとして注目されている。 ▼
この石碑にはマヤ創生となる13バクトゥンが始まる日が記されていて、2012年に
世界が終わるというわけではなく、次の時代が始まるということだなんだそう。
天災が続く今日この頃、本当に地球滅亡か・・・?!なんて心配したりもしていたが、
な〜んだ!という感じ。 と、同時にほっとした。すっかりメディアに踊らされた。
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▲ カリブ海まで繋がっているドゥルセ川と河口の町リオ・ドゥルセ。
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