チチカステナンゴ


ツーリスト達の乗り合いの混載車に乗って、アンティグアからチチカステナンゴへ。

私はそこまで車に酔いやすい方ではないが、さすがにクネクネ山道には弱い。
今日は山道を走ると聞いていたので、韓国で買った酔い止めパッチを貼ってみた。






酔い止めパッチを貼ってみたはいいものの、実際に使ってみるのは初めて。
その強烈な効き目に驚き!フワフワした感じで、平行感覚が完全に麻痺・・・。
ドライブインでの休憩時、外を歩いてみると、完全に足元ふらふらふら〜。






とりあえず、目的地までふわふわの状態のまま車に乗ることにした。
到着して酔い止めパッチをはがしてみたら、すぐに直ったのでホっ。
韓国の薬は効き目が強いことがあるので、私は子供用でもいいかも。






ドライブインには、土産屋・レストラン、外ではうさぎやインコが飼われていた。
母は少し寒いからと言って、グアテマラ風のストールを買ってご満悦の様子。
しかし、この日以降は寒さと無縁・・・、後々、暑くてTシャツを買うハメに(笑)。






15分程度の休憩だったので、時間通り乗客達はバスへ戻ってきた。
しかし、バスのドアが開いてない・・・運転手が戻ってきてないのだ。

30分以上過ぎても戻ってくる様子は全然なく、ガイドさんが待ちかねて
カフェでくつろいでいる運転手へ文句を言ってくれて、やっと出発した。






チチカステナンゴは、木曜と日曜の露天市が有名で、観光名所になっている。
観光客も多く訪れる場所だが、それよりも地元の買い物客でごった返している。
私達が訪れたのも日曜日ということで、辺り一面全てが露天となっていた。






まるで花火大会の大混雑という感じ、とにかく人がいっぱいで、
貴重品も危険な状態なので、リュックを前で持つことにした。

グアテマラの人達は背が低くて、155cmの私でもガリバー状態。
私の胸くらいの背の人が多く、混雑してても視界は良好。
満員電車の中の背の高い人の気分を味わうことができた(笑)。



24 チチカステナンゴ (31)
24 チチカステナンゴ (34)


民芸品と言うのは日本に帰ってくると魔法が解けて、旅行先では
かわいく見えた物も、日本では浮いてしまって使えない物もある。

なので、民芸品はあまり買わない主義だったが、グアテマラの
民芸品は色とりどりで、女心をくすぐる刺繍や小物がたくさん!
その上とっても安かったので、ついいろいろと買ってしまった。






こちらは近隣の村々から持ち込まれ野菜や果物が売られるている市場。
バスケットゴールがあるので、どうやら体育館を利用しているようだ。






グアテマラ料理はトマトを一番多く使うそうで、トマトが多く見られる。
そして、激辛唐辛子として有名な、ハラペーニョも売られていた。






露天でおはぎのような物体を発見!
これも餡子だそうだが、甘くはないのだとか。




外なのにソーセージがぶらぶら、とうもろこしの葉で結んで数珠状になっている。





そしてそして、トルティーヤをその場で作って焼いている露天を発見っ!
トルティーヤは中南米の主食で、とうもろこしから作られている食べ物。

おばさん達が仲良くおしゃべりしながら手でぺたぺた薄く伸ばして
焼いてたが、写真を撮られたくないようで逃げられてしまった(笑)。



29 チチカステナンゴ 青果市場 (54) 30 チチカステナンゴ 昼食 (1)


ここのお店では、黒いとうもろこしで作られた黒いトルティーヤも
売っていて、ガイドさんが気を利かせて味見にと買ってくれた。

お味はというと、普通のトルティーヤよりも少し香ばしい感じでこれは
これでおいしかった。やっぱりトルティーヤは焼き立てがおいしい。



156 お土産 (2)

今回の旅で買ってきたお土産は全部で24点だった。





突然、ものすっごい爆発音!! バンッ!!!
小心物でビビリの私は、爆弾テロでも起きたのかと思った(笑)。






実は、ちょうどこの日はセマナ・サンタ(聖週間)で、お祭りが
行われていて、祝砲がバンッバンッ打ち上げられていた。


セマナ・サンタというのは、復活祭の40日前から行われる聖週間
のことで、週末になると各地でお祭りや儀式が行われるのだそう。






音の発信源は、チチカステナンゴの観光名所 サント・トマス教会。


教会の入口からは、次々と色鮮やかな美しいキリスト像やマリア像
をのせた神輿を担いだ人達と、祈祷師達が歩いて階段を下りてきた。






祝砲が打ち上げられていたかと思ったら、民族音楽も聞こえてきて、
笛の音色や太鼓の音、シャリンシャリンと鈴のような音が聞こえた。
さらに、お祈りの言葉なんだろうか、お説教だかお経みたいな声も。






1年に一度のお祭りを目の当たりにできるなんて、ラッキーだ!





母も、こんなレアなお神輿の行列を逃してはいけないと、急いでビデオ
カメラを回したが、あまりにも慌てて録画ボタンを押したため、レンズが
上下半開き、隠しカメラで撮影したみたいな映像になってしまった(笑)。






ここサント・トマス教会は、先住民キチェ族の神聖な霊場に、
スペイン征服者がその霊場を破壊して教会を建てたのだそう。


表向きキリスト教に改宗し、スペイン人に従っていたというキチェ族だが、
今も先住民の独自の神を信じていて、黒い衣装を着た祈祷師達がいる。






ちなみに、グアテマラはスペインに侵略されていたという歴史があるが、
グアテマラ人はスペインが大好きだそう。(先住民はどうか知らないが)

反日教育の韓国と違って、グアテマラは反スペイン教育をしないようだ。






ちょうど教会の内部では、祈祷師達がお祈りの儀式をしていた。
祈祷師達は、現在でもキチェ語で祈りをささげているのだそう。






教会前の階段では、煙がもくもく、火がぼぉーぼぉー燃えている。
危ないなぁと思っていたら、突然、おじさんに突き飛ばされた。



何事かと思ったら、バンッ!!!!
もう少しで祝砲の爆発を直撃するところで、おじさんに助けられた。






階段にはたくさんの人がいるにも関わらず、祝砲を打ち上げている。
ものすごい爆音、上から落ちてくる火の破片、めちゃくちゃ危険・・・。






それでも、階段には礼拝用のお花を売る人達が、平然と座っていた。





近くには、サント・トマス教会よりも一回り小さいガルバリオ教会。
ガルバリオ教会の階段を上ると、正面にサント・トマス教会が見える。






教会の内部はセマナ・サンタの装飾で、紫色の布で飾られていた。





紫色はセマナ・サンタの色だそうで、アンティグアの町では家々が
紫色の布で飾られていたし、紫の衣装を着て宗教行列を行うそう。






お土産屋さんでは、お神輿を担いでいる小さな人形も売られていた。






  

 


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