パムッカレ(世界遺産)


コンヤから410km、車で約6時間かかって、パムッカレに着きました。
パムッカレはトルコ語で「綿の城」という意味。
このあたりが綿花の生産地であることによるそうです。
石灰分を含んだ温水が100b下の平地に流れ落ちる途中で、石灰だけを崖の上に残し、それが長い時を経て結晶化し、石灰棚となっています。
裸足になって温水の中に入ることができますが、現在は一部分に限られており、違反者がいないか、係員が見張っていました。





青い温水をたたえた石灰棚


パムッカレの入口


石灰棚の上にある遺跡


裸足で温水に入ることができる


立ち上る湯気


眼下に広がるパムッカレ村


下から見る石灰棚


   ヒエラポリス遺跡


パムッカレのすぐ近くにあるヒエラポリスは、紀元前190年に建設された都市の遺跡です。
1354年に起きた大地震で廃墟となりました。
ローマ劇場、浴場、無数の墓など、ヘレニズムやビサンツの様式を表す遺跡が広い範囲に点在しているそうです。ここは、遠くから見るだけで、見学はしませんでした。

アンティークプールは、温泉の中に遺跡が沈んだままになっていました。
実際に、プールに入ることができます。


ヒエラポリスの列柱跡


神殿跡


円形劇場


ヒエラポリス博物館


アンティークプール入口


アンティークプール


   エフェス遺跡


パムッカレから185km西に行くと、エフェス(エフェソス)です。
エフェスは紀元前11世紀に、ギリシャから来たイオニア人によって築かれました。
港町として繁栄しましたが、紀元前287年ころ港が土砂で埋まってしまったので、今の遺跡の場所に遷都しました。
その後、ペルシャ帝国やアレキサンダー大王のマケドニア王国などの支配を経て、紀元前2世紀にローマ帝国の支配下に入ります。
ローマ時代には西アナトリアの首都として栄えた町で、当時25万人もの人が住んでいました。
神殿、大劇場、音楽堂、市公会堂、浴場、公衆トイレ、図書館、売春宿などがあります。


アルテミス神殿跡


音楽堂


ハドリアヌス神殿


メミウスの碑


ポリオの泉


ヘラクレスの門


クレティア通り


ニケのレリーフ


トラヤヌスの泉


市公会堂


売春宿


ヴァリウスの浴場


公衆トイレに座るガイドさん


ケルスス図書館


大劇場


   KIRCILAR


KIRCILARは、革製品を作って60年以上の老舗です。
軽くてやわらかい子羊の皮のジャケットやコートを作っており、プラダやサンローラン、ニナ・リッチなどの有名ブランドの皮製品の皮は、ここの製品だそうです。
ツアーに付き物の買い物をさせるための見学ですが、ここでは、まずファッションショーを見せられました。
ツアー客の中から3人ほど選ばれて、モデルとしてステージを歩くというのも恒例のようでしたが、そのモデルに選ばれてしまった私。
真っ赤なコートを着て、イケメンモデルに手を取られてウォーキング。
お調子者ですので、カメラの前ではモデルになりきってのポーズをとったり(笑)、なかなか出来ない体験ですので面白かったです。
ファッションショーのあとは、広い体育館のようなお店に連れて行かれ、絨毯屋さんと同じく、日本語ペラペラのオジサンが、ジャパネットたかた風のセールストーク。
すっかり乗せられて、私も皮のジャケットを買いました。
商談成立すると、日本風に「いよ〜っ、お手を拝借」みたいに、店員さんが拍手をします。
私は例によって安いものしか買いませんでしたが、かなりお高いコートを買った人もいて、日本人はお店にとって美味しいお客さんだと思います(笑)


「KIRCILAR」の入口


革製品のファッションショー


イケメンモデルとウォーキング


  次のトロイに向かう途中のドライブインで、トルコ名物のヨーグルトを食べました。
  ガイドさんが、トルコの方がブルガリアより先にヨーグルトを作った、と力説していました。


逆さまにしても落ちないトルコヨーグルト


蜂蜜とケシの実をトッピング





  


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