サフランボル(世界遺産)
イスタンブールから395km、途中で昼食をとり、7時間ほどかかってサフランボルに着きました。
サフランボルは、標高600mの山間部にあり、14〜17世紀頃には宿場町として栄えました。 古いオスマン民家が密集し、美しい景観の保全のために、新しい建物を建てることは基本的に禁止されているそうです。
かつて、サフランの花が群生していたことからサフランボルの名が付けられました。
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ブドゥルルックの丘から見えるサフランボルの街
街全体が世界遺産
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ブドゥルルックの丘にあるカフェ
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カフェの内部
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サフランティ
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サフラングッズのお土産屋さん
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ハマム(公衆浴場)の屋根
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ハマムの入り口
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ぶどう棚の下のカフェ
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アクセサリー屋さん
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靴と一緒に猫も
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手作りバッグを売るおばさん |
買ったバッグとアクセサリーとポプリ
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パン屋さん
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パン屋さんの前でナンパされる?
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サフランボルの絵葉書
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クルド人のガイドさん
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ここではフリータイムで、娘とふたりでのんびり町を歩きました。 ぶどう棚の木漏れ日が美しく、あちこちで猫が昼寝しているような、穏やかで温かい雰囲気の町で、ほっと癒される思いがしました。 アクセサリーのお店で、ピアスとペンダントを買うと、お店のおじいさんが勝手におまけしてくれました。 パン屋さんでは、昔ながらの窯で、グリッシーニを焼いて売っていました。 そこで娘が写真を撮っていると、トルコ人の結構年配のおじさんに、「あなたの写真を撮らせてくれ」と声をかけられました。 娘の写真を撮ったあと、パン屋さんでグリッシーニを買って娘にくれました。 さらに、「自分は絵葉書の写真家だ」と言って、サフランボルの絵葉書を3枚くれました。 その絵葉書をくれるときに、何か書き込んでいるので、あとで現地のガイドさんに見せると、それは彼の名前と電話番号だそうで、要するに娘はナンパされたわけです(笑) 「トルコの男性って、イタリア系なんですか?」と聞くと、「まあ、そういうことだ」という答えでした。 ちなみに、ガイドさんはクルド人の男性で、ちょいちょいトルコの悪口を言っていました。 「辛辣で面白い」などと言って、ツアー客の日本人は笑っていましたが、あとでクルド人は、トルコやイラク、イランなどに祖国を分割・支配され、現在も独立や自治を求める戦いを続けている、とわかりました。 ガイドさんも、トルコを恨んでいるので、そうした発言になったのではないでしょうか。
泊まったホテルは、古い民家をそのまま使ったものでした。 外見は、童話に出てくるような昔ながらのもので、内装もそのまま、クローゼットがバスルームに改装されていて、素晴らしいアイデアだなと感心しました。
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