〈オルチャ〉
カジュラホとジャンシーの間にあるオルチャは、ベトワ川沿いの小さな村です。 ここには16世紀から18世紀まで、ラージプート族のバンデラ王国の都がありました。 ジャハンギール・マハルは、1606年にビール・シン・デオがムガール帝国の第4代皇帝ジャハンギールをもてなすためだけに建てた建てた宮殿です。 ガイドのダンさんは、なぜかそれが自慢のようで、「1日だけのために建てた」と何度も言うので、娘と私はおかしくなって、口真似して笑ったりしていました。 また、宮殿に皇帝が入城すると、宮中の女性が花を撒いて歓迎したようですが、そのことを「女の子、花、投げた」とこれも何度も言います。 ダンさんの日本語が気になるので、私が「女の子と言うと子供のことだから、女の人と言うのが正しい」と言うと、その時はわかったふりをするのですが、その後も相変わらず「女の子」でした(笑)
ここの登楼の屋根の上に鳥が何羽もとまっていましたが、ダンさんに「あれは何ていう鳥?」と聞くと、「鳩だ」と答えます。 どう見ても鳩ではないので、「あれは鳩ではないでしょう」と言うと、彼は「インドでは鳩と言う」と言い切ります。 おそらく、日本語でなんというのか知らないのでしょうが、これは彼の性格が悪いからだと思っていましたが(笑)、あとになって、インド人は、道を聞かれて知らなくても、知らないとは言わず、適当に教える、と知りました。 知らないと言うのは相手に悪いと思っている、とのことでしたが、私は、単に負けず嫌いなんじゃないかと思います(笑)
この宮殿は、昔と変わらぬ外観を留めており、上部からは、オルチャを一望する事ができます。
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オルチャ
ジャハーンギール・マハル
ジャハーンギール・マハルの中庭 |
回廊 |
回廊の中から見る |
城門の前で勉強する子供たち |
インドでは鳩? |
王国初期に建造された宮殿がラ−ジ・マハルです。 内部には数々の美しい壁画が残され、かつて隆盛を極めた都の面影を見ることが出来ます。 |
ラージ・マハル |
屋内の美しい壁画 |
天井の模様 |
17世紀に建てられたチャトルブジャ寺院
現代の寺院 ラムジー・マンデル
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ラムジー・マンデルの門前市場 |
お供物用の菓子 |
色粉を売っています
| なぜか猿のおもちゃ |
かみ煙草やお菓子を売っている |
ベトワ川にかかる橋 |
川ではホテルのタオルが洗濯されて 岩の上に干してあった |
川のほとりで暮らす路上生活者 子供とお母さんだろうか |
ホテルの屋上から見るチャトルブジャ寺院 |
夕暮れ |
ライトアップされたホテル |