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5日目・サンチー〜カジュラホ
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〈サンチー仏教遺跡 =世界遺産=〉
ボパールから北へ67kmの場所にあるサンチーには、紀元前3〜1世紀に建てられた仏教遺跡があります。中心となる建造物は3つの仏塔(ストゥーパ)で、インドに残る最古の仏塔です。 小高い丘の上に仏塔などが点在し、広々とした景色の良い場所でした。 ガイドのダンさんは、現地ガイドの人に私たちを引き渡した後、いつものごとく、ゆっくり休憩タイムです(笑) 現地ガイドさんも、あまりやる気がないらしく、ほんのちょっと案内してくれただけで、あとは娘と適当にうろうろしました。 空も緑も美しく、娘と二人、のんびりと好きなところを歩き回れて、ゆったりと気持ちが良かったです。 インドの田舎は、どこものどかで、遺跡も素晴らしく、田舎だけだったら、私たち二人ともインドは好きな国だと言えると思います。 この後、北上してデリー、ジャイプールという都会に向かったわけですが、そこではインドはまた別の側面を見せます。
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寺院跡 遠くに長い列車が見える
北塔門 左下の芝生にのんびり座っているのは私たちのガイドさん
ストゥーパ 第1塔 高さ16m・直径37m
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ストゥーパ 第3塔 |
手前にあるのがストゥーパ 第2塔 |
塔門の彫刻
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ラッフィングブッダ (笑う大仏) |
参道 |
僧院跡 |
学校跡 |
博物館 |
博物館内部 |
野生の孔雀 |
野うさぎ |
〈カジュラホへ〉
昼食後、世界遺産の寺院群があるカジュラホまで、ドライブ。 今回はドライバーさんが変わって、車もトヨタの車でした。 リクライニングシートになっていて、乗っていて楽でしたし、ドライバーさんも日本製の高級車だからでしょうか、割と慎重な運転で安心して乗っていられました。 それにしても、インドの道はすごい。人・車・バイク・自転車・牛などがひしめきあっています。 踏切があって列車の通過待ちをしましたが、遮断機が下りているのに、人々が平気で歩いていました。 これもインド式なんでしょうね。 トラックは、日本のトラック野郎もビックリの、派手なデコトラが何台も走っていました。 ドライブインは、日本の昔の茶店のようなものでした。
道が悪く、このドライバーさんは、よほどトヨタを大事にしたいのか、かなりゆっくり走ったんじゃないでしょうか。 途中、ホテルのレストランに入り、一回、休憩しましたが、カジュラホのホテルに着いたのは、夜の8時半でした。 峠のようなところを越えたとき、明りのない真の闇の中、夜空に無数の星が見え、中でも日本でもおなじみのオリオン座がくっきり見えました。
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デコトラ |
ドライブイン |
バスと馬車が並んで走る |
超満員のリキ車 |
川で洗濯する人々 |
マスタードの花 |
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