アンタナナリボ

マダガスカルに行くには、まず成田からタイのバンコクまで6時間半、そこで乗り継いで8時間半、首都アンタナナリボへ向かいます。
時差は6時間、朝11時に成田を出発し、アンタナナリボに着いたのは現地時間で21時半でした。
そのまま、市内のホテルで一泊し、翌朝ホテルを5時に出発し、アンタナナリボ空港から、フォートドーファンという町に向かいました。
予定では6時半出発だったのですが、それが1時間半も早くなったのは、フォートドーファン行の飛行機が、途中モロンダバという町に経由することになったからです。
マダガスカルの飛行機は、時間通りに飛ばないのは当たり前とのことですが、遅れるのはわかりますが、早くなってしまうとか、寄らないはずのところに寄るとか、世界一交通が正確に運行する日本から来た人間としては全く理解できません(笑)
この日は4時にモーニングコールでしたが、その後も、3時20分(!)、5時、4時半という起床時間で、1日が始まりました。


アンタナナリボ空港


空港の待合室


マダガスカル航空 国内線はプロペラ機です

マークは“旅人の木”です

不思議な帽子のおじさん


くりくりお目目の赤ちゃん

マダガスカルは南半球なので、6月は秋と言ったところでしょうか。
また、首都アンタナナリボは標高が高く、気温は最高で20〜23度、最低気温は10度前後とアフリカのイメージとは違って涼しいところです。現地の人はかなりの厚着です。
以前、インドへ行って気づいたことですが、あまり豊かではない国ではお金持ちの人ほど厚着をします。
写真の裕福そうな親子も、お母さんは皮のジャケット、赤ちゃんは毛糸の帽子とカーデガンを着ています。



  フォートドーファン

アンタナナリボからフォートドーファンまでは、プロペラ機で約2時間半。
今回のツアーは全部で17名でしたので、空港からマイクロバスに乗って、90q離れたベレンティーへ向かいます。
全く舗装していない道なので、波打ってるようにデコボコで、タイヤでえぐれていたり、泥水でぐちゃぐちゃだったりで、ドライバーさんはそれをよけるため、右や左にハンドルを切ったり、水たまりの前で急ブレーキをかけたりします。
乗っている人間は、上下左右に揺すぶられっぱなし。
私は酔い止め薬を飲みましたが、あっと言う間に車に酔ってダウンです。「腰が痛い」という人も続出でした。
トイレは、青空トイレです(^^ゞ


フォートドーファンからベレンティーへ


舗装していないガタガタの道






生きたまま吊るされているニワトリ





途中、スワニエ村というところのフルーツマーケットに寄りました。
たくさんの種類の果物のほか、パンも焼いて売っていました。
私たちが歩いていくと、たちまち子供たちが群がってきます。
フランス語で「ボンボン、ボンボン」と言いながら、飴をおねだりします。
私もそのとき持っていた飴を全部上げて、そのあと来た子には「ない」と言うと、自分が来ている穴だらけのTシャツを見せながら、「服をくれ」と言ってきます。子供はほとんど裸足です。
これまで、インドやカンボジア、グアテマラ、シリアなど、貧しい国に行きましたが、これは今までの中で最貧国なのかも、と思いました。(2012年の1人当たり国民総所得=GNI=は約 4万3000円)
他の国では、物売りの子供たちがたくさん群がって来たのですが、ここでは物は売らずに「くれ」というわけです。
インドのようにお金を要求する、いわゆる乞食はほとんどいませんでしたが、主な産業が農業・漁業の国ですから、お金で買えるものが少ないのかもしれません。
どこでも、野菜、果物、魚が簡単に採れるようで、食べるのには困らない感じでした。


スワニエナ村


裸足のおばさんたち

パン屋さん


果物屋さん






飴を貰おうと群がってくる子供たち



走ってる途中で急にバスを止めるので、何かと思ったら、同乗していた現地のガイドさんが、道にいたカメレオンを見つけました。
ケニアの人の視力が7.0というのを、テレビで見たことがありますが、さすがアフリカ系の人の視力はすごいです。
落ちていた木の枝にカメレオンを止まらせて、見せてくれましたが、私が手を伸ばすと、手に乗り移ってきました。
娘が、「え〜〜!平気なの、お母さん!」とビックリしていましたが、私は蛇は苦手ですが、とかげやヤモリは平気です。
生きているカメレオンを身近で見るのは初めてでしたが、とかげより可愛く見えました。
身体はカサカサしていて、私の指に小さな足を踏ん張っていますが、それが結構チクチクして痛い感じでした。
ツアーの他の人たちも、カメレオンおばさん(笑)が珍しいのか、一斉に写真を撮り、私は一躍スターになった気分でした(笑)
 

カーペットカメレオン

拝んでいるような姿がユーモラスで可愛い







水田が広がるアジアっぽい風景です。現地の人の主食は米だというのが意外でした。






牛にはコブがあります


ヤギを追う少年


サイザルという植物 この繊維で帽子やカゴを作ります


サボテン


川で洗濯する人や水浴びしている人々





  



フォートドーファン  ベレンティー  カメレオンパーク・ペリネ  レミュールアイランド・アンタナナリボ
モロンダバ  ベタニア村






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