聖地 キャンディ 《世界遺産》 

 

キャンディは、スリランカ仏教の聖地であり、シンハラ王朝最後の都でした。
15世紀から18世紀にかけて、シンハラ文化の中心地として栄えました。
キャンディ湖畔には、仏の歯が奉納されている仏歯寺(ぶっしじ)があり、毎年7月〜8月の約2週間、仏の歯を象に乗せて市内を練り歩くペラヘラ祭りが行われます。
ペラヘラ祭りは、スリランカ各地でも行われますが、キャンディのエサラ・ペラヘラ祭りがスリランカ
最大の祭りで、最終日は規模、豪華さ共に最高のものです。
今回のスリランカ旅行の一番の目的が、このペラヘラ祭り最終日の見物でした。

【エサラ・ペラヘラ祭り】

祭りは午後7時過ぎから始まるが、その前に祭りを知らせる象がまず出てくる

祭りの行列が通る道

昼間からたくさんの見物人が道の両側に席を取り待つ

象のフン掃除をする係の人たち

食べ物や御土産品の売り子さんも出る

今回のツアーメンバーは私たち母娘を含めて全部で9人でしたが、私と同じくらいか、もう少し若い女の方が、一人で参加していました。
彼女は、スリランカは2度目ということで、このペラヘラ祭りを見るために来た、と言うことでした。
「前回のときにも見て、すごく良かったんだけど、ホテルのベランダの席から見たので遠かったの。もっと近くで見たくて」
とのことで、『へぇ〜、こんなピンポイントの目的で海外に来る人もいるんだ』とちょっと驚きました。
「パレードの男性が裸で、それがすごく素敵なの。特に裸に鎖がね」などと言い、『すごく良かった』という理由はそれで、伝統舞踊や象の行進とかではないのです(笑)
パレードの最初の方は、少年たちがTシャツのような服を着て現れたので、彼女は「ダメよ、これじゃ全然ダメだわ」と残念がっていましたが、その後しばらくして、半裸の男性のパレードが続いたので、ご機嫌でした。
また、このオバサマ、かなり下ネタ好きと見えて、私に「象のアレって見たことあります? 地面につくくらい大きいのよ」などと言い、私が「5本目の足のことですか?」と聞くと、「そうそう」と喜んでいましたが、この翌日、ピンナワラの象の孤児院に行ったとき、見ることができました(笑)
このパレードに出てくるのは、象の孤児院で飼われている象だそうです。

太鼓などの楽器を演奏する音楽隊、様々な衣装・踊りの舞踊部隊、皿回しや火の輪を回すパフォーマンス部隊など、次から次へとパレードが続きました。燃えるたいまつが、パレードを明るく照らし出します。









たいまつの火消し担当の係員

祭りのクライマックス、仏歯を乗せた象のお出まし。
豪華な衣装をまとった100頭余りの象の行列が続く。 





    祭りは11時ごろまで3〜4時間続き、沿道は見物客で埋まっているので、動くこともままなりません。
    夕食はピザのデリバリーが席まで配達してくれて、その場で食べました。





【キャンディ湖】

キャンディ湖と市街


キャンディ湖畔にある仏歯寺(ぶっしじ)
※ 娘が「ぶっぱでら」と言うので大笑い。


【キャンディマーケット】

 中庭を囲む2階建ての大きな建物の中に、たくさんのお店があります。















   


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