ピンナワラ 

 

 キャンディの西30kmほどのキャーガッラという町の郊外にあるのが、ピンナワラの象の孤児院です。
 ジャングルで親を亡くしたり、はぐれてしまった子象や、怪我をした象、失明した象など、100頭以上を
 保護している施設です。

【象の孤児院】









赤ちゃん象もいる

象と記念撮影ができる

とてもおとなしくて可愛い


【象のフン工房】

 象の孤児院の近くに、象のフンから紙をつくり、それを使ったメモ帳やノート、工芸品などを販売している店があります。
 ここの収益金は、象の孤児院の運営費に使われているとのこと。看板は日本語でも書かれていました。



紙をすく工程が見られる


象のフンに含まれる大量の繊維から紙が作られる




象フンペーパーのメモ帳


象フンのお店の近くには川に面してレストランがある。1日2回、孤児院の象たちにこの川で水浴びをさせていて、
それをレストランや近くのホテルから見ることができます。


象の水浴び

孤児院からレストランまでの道には、あちこちに象のフンが落ちている。それに気づかずフンでしまった私、運がついた?(笑)


鼻を使って自分で背中に水をかけている象


身体を洗って貰っている象


岩の横で寝たまま水につかって岩のように動かない象


これがウワサの象の5本目の足(笑)





   コロンボ 

 

 コロンボは、スリランカ最大の都市。1948年に「セイロン」として独立した時に正式に首都となりましたが、
 1985年にスリー・ジャヤワルダナプラが新首都となりました。

【コロンボ市街】


フォート駅


大統領官邸


市庁舎


旧国会議事堂

1942年4月5日から4月9日にインド洋のセイロン島(スリランカ)沖で日本海軍とイギリス海軍の間で海戦が行われ、日本軍はコロンボを空襲しました。
その記念碑が、ヴィハーラ・マハー・デーウィ公園に建てられています。
1951年のサンフランシスコ講和会議では、戦勝国は莫大な賠償を日本に請求し、日本の領土分割案も出ていました。
しかし、初代スリランカ大統領ジャヤワルダナ氏は、
「日本から賠償をとるべきでしょうか?我々は権利を行使するつもりはありません。憎しみは憎しみでは消えず、愛する事によってなくなります。」 と演説しました。
このスピーチのおかげで、日本は分割統治を免れたそうですが、なぜこんなにも親日なのか。
それは、『ヨーロッパ列強と戦った勇気ある雄弁な国としての日本国民に対して敬意を表するところがあった』とのことですが、確かに、アジアの多くの国は、ヨーロッパの国々に侵略・支配され続けていました。
それは、南米やアフリカでも同様です。
スリランカの人々が、そうした認識から日本に敬意を持ち、愛してくれているとしたら、とてもうれしいことで感謝しなければなりませんね。

 戦後日本を救った、知られざる親日国スリランカ 


ヴィハーラ・マハー・デーウィ公園の
戦争モニュメント

2015年01月15日  毎日新聞東京朝刊
【民主主義の強さ コロンボ(スリランカ)】

 大統領選の取材で訪れたスリランカ。空港に降り立つと、口ひげを生やしたラジャパクサ大統領(当時)の顔写真が掲げられていた。街へ出ると、バスの車体には大統領の写真入りステッカーが張られ、チェックインしたホテルのロビーには肖像が飾ってあった。「大統領選はどちらが勝つと思う?」。受付の男性に尋ねると、声を潜めて「みんな変化を求めている」と遠回しに言うだけ。政治の話をするのは何となくはばかられるような雰囲気だった。

 そんな様相が一変したのは、「強権的」と言われたラジャパクサ氏が8日の大統領選で敗れてからだ。コロンボでは市民が爆竹を鳴らして政権交代を祝い、道路脇にあったラジャパクサ氏の看板は顔の部分が布で覆われた。バスの車体のステッカーは新大統領のシリセナ氏に張り替えられ、ホテルの肖像もシリセナ氏に替わった。売店の男性は向こうから「新大統領はどうだ? いいだろう?」と話しかけてきた。

 大統領選は不正や衝突が予想されていたが、大きな混乱もなく新政権が誕生した。シリセナ氏が今後、どれだけ国民の期待に応えられるかはまだ分からない。それでも民主的な政権交代を実現させた国民はどこか誇らしげに見える。
 「今は自由に政治を語れる」
コロンボ市民のうれしそうな言葉に改めて民主主義の強さを感じた。


【ゴール・フェイス・グリーン】

 インド洋に面した浜辺で、コロンボ市民の憩いの場となっています。空にいくつもの凧が上がっていました。
 この日は、ポヤデーと呼ばれる満月の日で、休日だったので、たくさんの家族連れなどでにぎわっていました。





▲鳥の形をした凧   尾の長いものもある




海につかる人もいるが、インド洋の波は荒い


トゥクトゥク(三輪タクシー)に乗ってきた一家


【スリランカのお土産】


シンハラ文字が書かれたクッションカバーなど


紅茶専門店の紅茶


象のキーホルダー、ネックレス
おじさんが近づいてきて「安くするよ」と言うのを信用して買ったら、他の店よりかなり高かった。

土産物売りのおじさん、うれしそうな笑顔なのは私たちからぼったくった後だから?(笑)




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